SIMフリースマホに機種変更する方法 自分でやるなら5つの手順

simfree smartphone スマホアクセサリ
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通販や家電量販店でSIMフリースマホを買って、ショップに行かずに自分で機種変更したい。

やることは、データを移してSIMを差し替えるだけです。

ただ、古いスマホを先に初期化したりSIMを抜いたりすると、LINEや認証アプリを引き継げなくなることがあります。

買う前の確認から古いスマホの片付けまで、SIMフリースマホに機種変更する方法を順番どおりに並べました。

手順1 買う前に今の回線で使えるか3つ確かめる

Google Pixel 9a SIMフリー

SIMフリースマホは、どの会社のSIMを入れても必ず使えるわけではありません。

契約先の動作確認端末に載っているか、SIMの大きさが合うか、eSIMかどうかの3つを買う前に確かめましょう。

ここを飛ばして買うと、電話はできてもデータ通信ができない、SIMがトレイに入らない、といったことが起きます。

契約先の動作確認端末一覧に機種名があるか

携帯電話の会社ごとに、使っている電波の周波数帯(バンド)が少しずつ違います。

新しいスマホが今の回線のバンドに対応していないと、つながりにくい場所が出たり、まったくつながらなかったりします。

契約先の公式サイトには「動作確認端末」のページがあるので、そこで買う予定の機種名を検索しておくと確実です。

SIMカードの大きさが今のスマホと同じか

SIMカードには、大きい順に標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。

いま売られているスマホの多くはnanoSIMですが、古い機種から替える場合は大きさが違うことがあります。

大きさが合わないときは、契約先でSIMカードの交換を申し込みます。会社によっては手数料がかかるので、先に確かめておきましょう。

今の回線がeSIMかどうか

eSIMはスマホの中に組み込まれたSIMで、抜き差しするカードがありません。

eSIMで契約している人は、手順4の差し替えではなく、手順6の再発行で新しいスマホに移します。

確かめること どこで見るか 合わなかったとき
動作確認端末に載っているか 契約先の公式サイト 載っている機種を選ぶ
SIMの大きさ SIMトレイ 新しいスマホの仕様表 SIMカードの交換を申し込む
eSIMかどうか 契約内容 スマホの設定画面 手順6の再発行で移す

中古で買うならSIMロックなしかを見る

新品のSIMフリースマホなら、SIMロックの心配はいりません。

中古で買う場合は、大手キャリアで売られていた端末にSIMロックが残っていることがあります。

iPhoneは「設定」「一般」「情報」の順に開き、SIMロックの欄が「SIMロックなし」になっているかを見てください。

手順2 SIMを抜く前に古いスマホのデータをバックアップする

データを移す作業は、古いスマホにSIMが入っていて、いつもどおり使える状態で始めます。

写真や連絡先は、iPhoneならiCloud、AndroidならGoogleアカウントに先にバックアップしておきます。

バックアップは時間がかかるので、Wi-Fiにつないで、充電しながらやるのがおすすめです。

OSの組み合わせで移し方が変わる

古いスマホ 新しいスマホ 移し方
iPhone iPhone 2台を近づけるクイックスタート
Android Android 新しいスマホの初期設定でGoogleアカウントから復元
Android iPhone Appleの「iOSに移行」アプリ
iPhone Android 新しいAndroidの初期設定でデータをコピー

バックアップの前に書き出しておくもの

バックアップで移らないものもあります。

次の3つは、紙かメモアプリに書き出しておくと後がラクです。

  • よく使うアプリのログインIDとパスワード
  • Googleアカウント、またはApple IDのパスワード
  • 契約先のマイページにログインするIDとパスワード

とくに契約先のマイページは、手順5のAPN設定や手順6のeSIM再発行で使います。

手順3 LINEと認証アプリは古いスマホが使えるうちに移す

自分で機種変更したあとに困ったという声が多いのが、この手順です。

LINEの「かんたん引き継ぎQRコード」は、古いスマホでLINEが使える状態でないと使えません。

古いスマホを先に初期化したり売ったりすると、この方法は使えなくなります。

LINEはQRコードを読み取るだけで引き継げる

LINEのガイドでは、かんたん引き継ぎQRコードを使うための条件が次のように書かれています。

  • 引き継ぎ前のスマホと新しいスマホが両方手元にある
  • 両方ともインターネットにつながっている
  • 引き継ぎ前のスマホでLINEを使えている
  • 新しいスマホにLINEを入れてある

iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidのように同じOSなら、直近14日分のトーク履歴は自動で引き継がれます。

15日以上前のトークも残したい人は、引き継ぐ前にトーク履歴のバックアップをとっておきましょう。

認証アプリと銀行アプリは1つずつ移す

ログインのときに6けたの数字を出す認証アプリは、アプリの中の移行機能を使って新しいスマホへ移します。

銀行アプリやおサイフケータイは、サービスごとに機種変更の手続きが決まっていて、古いスマホで先に手続きが必要なものもあります。

使っているサービスの公式サイトで「機種変更」と検索して、案内に従ってください。

SMSで届く認証コードは電話番号にひもづくので、SIMを差し替えれば新しいスマホに届きます。一方、認証アプリの中身はスマホ本体に入っているため、移行しないまま古いスマホを初期化するとログインできなくなることがあります。

手順4 両方の電源を切ってからSIMカードを差し替える

AQUOS sense9

データの準備ができたら、SIMカードを古いスマホから新しいスマホへ移します。

2台とも電源を切ってから、SIMピンでトレイを出してSIMカードを入れ替えます。

電源を入れたまま抜き差しすると、SIMカードやスマホの故障につながることがあると、多くの記事で注意されています。

  1. 古いスマホと新しいスマホの電源を切る
  2. 古いスマホの側面の小さな穴にSIMピンをまっすぐ差し込み、トレイを出す
  3. SIMカードを取り出す
  4. 新しいスマホのトレイを同じように出す
  5. SIMカードの角の切り欠きをトレイの形に合わせて乗せる
  6. トレイを奥まで差し込む
  7. 新しいスマホの電源を入れる

SIMピンは、新しいスマホの箱に入っていることが多いです。

見つからないときは、細いクリップの先でも代わりになります。

SIMカードの金色の部分は、指でさわらないようにしてください。

手順5 データ通信ができないときだけAPN設定をする

SIMを入れて電源を入れたら、Wi-Fiを切ってWebページが開くかを試します。

ページが開かず、アンテナの横に4Gや5Gの表示も出ないときは、契約先のAPNを設定します。

APNは、スマホがどこの回線を通ってインターネットにつなぐかを決める設定です。

大手の回線なら一覧から選ぶだけのことが多い

SIMフリースマホの多くは、主な会社のAPNが最初から入っています。

Androidは、機種によって名前が違いますが、「モバイルネットワーク」の中の「アクセスポイント名」を開き、契約先の名前を選びます。

一覧に契約先が無いときだけ、次のように自分で入力します。

一覧に無いときは契約先の公式サイトの値を入れる

  1. 契約先の公式サイトで「APN設定」のページを開く
  2. APN、ユーザー名、パスワード、認証タイプの4つを控える
  3. 「アクセスポイント名」の画面で新しいAPNを追加する
  4. 控えた4つを入力して保存する
  5. 追加したAPNを選び、Wi-Fiを切ってWebページが開くか試す

iPhoneで格安SIMを使っている場合は、契約先が配っている「構成プロファイル」を入れる形が多いです。

プロファイルのダウンロードにはインターネットが必要なので、Wi-Fiにつないだ状態でやってください。

eSIMの人はカードを差し替えずに再発行で移す

OPPO Reno13 A

eSIMには抜き差しするカードが無いので、手順4の代わりにこの作業をします。

契約先のマイページやアプリで、新しいスマホ向けにeSIMを再発行する手続きをします。

多くの会社では、手続きをすると画面にQRコードが出て、それを新しいスマホで読み取るとeSIMが入ります。

iPhone同士なら移し替えの機能が使える場合がある

iPhoneからiPhoneに替える場合、契約先が対応していれば、初期設定の途中で古いiPhoneのeSIMをそのまま移せます。

対応しているかどうかは会社によって違うので、契約先の公式サイトで確かめてください。

再発行した時点で古いスマホは通信できなくなる

eSIMは1つの電話番号につき1台でしか使えません。

再発行の手続きを始めると、古いスマホのeSIMは使えなくなります。

eSIMの手続きは、手順3のLINEや認証アプリの引き継ぎが終わってから始めましょう。古いスマホがモバイル回線につながらなくなっても、Wi-Fiにつなげば引き継ぎは続けられますが、SMSの認証コードは届かなくなります。

新しいスマホで電話とLINEが使えたら古いスマホを初期化する

最後に、新しいスマホで毎日使うものが動くかを確かめます。

通話、データ通信、LINE、銀行アプリが使えることを確かめてから、古いスマホを初期化しましょう。

  • 家族か友人に電話をかけて声が聞こえるか
  • Wi-Fiを切ってWebページが開くか
  • SMSを送って届くか
  • LINEのトークが見られて、メッセージを送れるか
  • 銀行アプリや決済アプリにログインできるか

1つでも使えないものがあれば、古いスマホはまだ消さずに残しておきます。

売るなら初期化の前にアカウントを外す

古いスマホを売ったり下取りに出したりするなら、初期化の前にアカウントのひもづけを外します。

iPhoneは「探す」をオフにし、AndroidはGoogleアカウントを削除してから初期化してください。

外さないまま初期化すると、次に使う人が初期設定を進められなくなります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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