耳を下にして横向きで寝ると、普通のイヤホンは20分で痛みに変わります。
寝たまま使える7台を、耳から出っ張る厚みと小さい音の聞こえ方で並べました。
この記事で紹介する寝ホン7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Anker Soundcore Sleep A20 | ![]() |
枕に当たらない厚み | Amazon楽天 |
| 2位 | Anker Soundcore Sleep A30 | ![]() |
いびきを消しにいく | Amazon楽天 |
| 3位 | final ZE300 | ![]() |
囁き声の粒が見える | Amazon楽天 |
| 4位 | Kandar L29 第2世代 | ![]() |
2000円台で試せる | Amazon楽天 |
| 5位 | Mandourai 睡眠用イヤホン | ![]() |
耳の穴に沈み込む形 | Amazon楽天 |
| 6位 | ソニー WF-C510 | ![]() |
昼も夜も1台で回る | Amazon楽天 |
| 7位 | Mandourai 超薄型 | ![]() |
とにかく薄いのが欲しい人へ | Amazon楽天 |
普通のイヤホンで寝ようとして、3日でやめた
耳かきの音や小さい声を聴きながら寝るようになって、最初は手持ちのイヤホンを使っていました。
横向きになった瞬間に枕が本体を押して、軟骨のところがじんじんと痛くなります。
2日目は仰向けで我慢して、3日目には朝までに外していました。
寝ホンと呼ばれるものは、この出っ張りを削るためだけに作られた形をしています。
耳の中に薄く沈む形か、耳の外側に平たく貼り付く形か、大きく2つに分かれます。
- 横向きで寝るなら、耳から出る厚みが5mm前後までのものを選ぶ
- 耳かきや息の音を聴くなら、遮音できる形のほうが音が細かく届く
- 寝落ちを前提にするなら、電池は8時間以上ないと朝まで持たない
- タッチ操作は寝返りで誤作動しやすいので、切れるものが安心
音の良さで選ぶと、たいてい本体が大きくなって痛みに戻ります。
先に厚みで候補を切ってから、その中で音を比べる順番が正しいです。

枕の硬さでも変わります。低反発の枕なら少し厚めでも耳が沈んで逃げてくれますよ
7台の厚みと電池の持ちを並べた比較表
仕様表に出てこない項目として、横向きになったときの痛みの出方と、囁き声の粒がどこまで分かれて聞こえるかを入れました。
| 商品名 | 形 | 連続再生 | 横向きで痛くならないか | 小さい音の聞き分けやすさ |
|---|---|---|---|---|
| Anker Soundcore Sleep A20 | 耳の中に沈む | 約10時間 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Anker Soundcore Sleep A30 | 耳の中に沈む | 約9時間 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| final ZE300 | 小型の左右独立型 | 約8時間 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Kandar L29 第2世代 | 薄い平型 | 約8時間 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| Mandourai 睡眠用イヤホン | 薄い平型 | 約7時間 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| ソニー WF-C510 | 小型の左右独立型 | 約11時間 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| Mandourai 超薄型 | 薄い平型 | 約7時間 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
痛みの星は、横向きで2時間そのまま寝てみて、耳の軟骨に跡が残るかどうかで付けています。
聞き分けの星は、同じ耳かき音の作品を鳴らして、綿棒が触れる音と息の音が別々に聞こえるかで見ました。
薄い平型は痛みに強い代わりに、この聞き分けが苦手な機種が多いです。
耳が痛くならないASMR向けの寝ホン おすすめ7選!薄さで並べました
自分の耳で朝まで試したのは3台です。
残りは口コミに何度も出てくる不満と、家電量販店の担当者への取材をもとに順位を付けました。
第1位:Anker Soundcore Sleep A20 サンドベージュ

いま毎晩使っているのがこれです。
耳の穴に沈み込む形なので、横向きで枕に押し付けても本体が耳を押し返してきません。
朝まで付けたまま寝て、軟骨に跡が残らなかったのはこれが初めてでした。
電池は10時間ほどで、寝落ちしてもだいたい朝まで音が続いています。
耳栓に近い作りで外の音が減るので、目覚ましが聞こえるか不安な人はスマートフォンの振動も併用してください。
音そのものはやや丸く、細かい音を追いかけるタイプではありません。
囁き声の粒立ちを求めるなら、この機種は物足りなく感じるはずです。
Anker Soundcore Sleep A20 サンドベージュ
朝まで付けても耳に跡が残らない
第2位:Anker Soundcore Sleep A30 オフホワイト

隣で寝ている人のいびきを検知して、それを打ち消す音を自動で鳴らす機能が入っています。
音を大きくして耳をふさぐのではなく、いびきの周波数に合わせた音を出して気にならなくする仕組みです。
口コミでは、パートナーのいびきで別室に逃げていた人がこれで戻れたという声が並んでいました。
ノイズキャンセリングも効くので、幹線道路沿いの部屋でも音が遠くなります。
形はA20と同じで耳の中に沈むタイプなので、横向きの痛みは出ません。
3万円近い値段で、寝るためだけの道具としてはかなり高い部類です。
そこに払えるかどうかで判断が分かれます。
Anker Soundcore Sleep A30 オフホワイト
いびきを検知して打ち消す
第3位:final ZE300 ワイヤレスイヤホン BLACK

finalは耳かき音や囁き声を聴くための機種を何年も作り続けてきたメーカーです。
ZE300はその中でも価格を抑えた小型のモデルになります。
音の距離感が近く、綿棒が耳の縁に触れる瞬間の音がはっきり分かれて聞こえます。
音場を広く見せるような加工をしないので、耳元で鳴っている感じがそのまま残るのがこの音作りです。
本体は小さめですが、耳の外に少し出るので横向きだと当たります。
仰向けで聴く時間が長い人か、寝る前だけ使って外す人に向いた1台です。
超超超!!音は良いので、そこだけ割り切れるなら候補に入ります。
耳元で鳴る音の距離感がそのまま
第4位:寝ホン 睡眠用イヤホン L29 第2世代 ブラック

最初に買った寝ホンがこれで、いまも旅行用のかばんに入れっぱなしです。
耳の外側の凹みにすっぽり収まる平たい形で、枕に押されても厚みを感じません。
2000円台なので、寝ホンという道具が自分に合うかを試すのにちょうどいい価格です。
音は中音域が前に出るので、人の声を聴くぶんには困りません。
耳から落ちにくく、寝返りを打っても朝までだいたい残っています。
低音はほとんど出ないので、音楽を聴く道具としては期待しないほうがいいです。
充電のケースが安っぽく、蓋のばねが弱いのも正直なところ惜しい部分でした。
2000円台で厚みが気にならない
第5位:Mandourai 寝ホン 睡眠用イヤホン

耳の凹みに沈み込む平たい形で、上から手のひらで押しても本体の角が当たりません。
寝返りが多い人からの評価が高く、朝まで外れなかったという口コミが目立ちました。
充電のケースが小さく、枕元に置いても場所を取らないという声も見かけます。
価格は3000円前後で、初めての1台として名前が挙がることの多い機種です。
音は人の声を聴くための調整で、細かい音を追いかける用途には向きません。
耳の凹みの形は人によって差が大きく、合わない人には全く合わないという指摘もありました。
返品の条件を先に見ておくと安心できます。
寝返りを打っても外れにくい
第6位:ソニー ワイヤレスイヤホン WF-C510 ブラック

寝るとき専用にもう1台買うのが嫌で、しばらくこれ1台で通していました。
片耳4.6gと軽く、耳から出る部分も小さいので寝ホンの代わりとして踏ん張れます。
電池は本体だけで11時間ほどあり、朝まで鳴らしても切れません。
昼は通勤で使って、夜はそのまま寝るときに使う。この回し方ができるのが強いところです。
ノイズキャンセリングは入っていないので、外の音は普通に聞こえます。
横向きで長く寝ると、やはり耳の縁が少し痛くなります。
寝ホン専用機と比べると、そこは一段落ちる感覚でした。
昼の通勤と夜の1台を兼ねられる
第7位:Mandourai 寝ホン 睡眠用イヤホン 超薄型 白

7台の中でいちばん薄く、耳に入れると外から見てほとんど分かりません。
うつ伏せで顔を横に倒して寝る人からの評価が高い形です。
白なので、髪が短い人でも目立ちにくいという口コミがありました。
販売店に聞くと、薄さだけを条件に探しに来る人にこれを渡すことが多いそうです。
薄くするために中の部品も小さくなっていて、音の厚みは他の6台より落ちます。
音量を上げると割れる帯域があるという指摘も口コミにありました。
眠るための道具と割り切って、音の期待値は下げておいてください。
うつ伏せでも耳に当たらない薄さ

寝る姿勢を先に決めてから選ぶと、7台のうち3台くらいまで一気に絞れます
買う前に見ておく3つの数字
店頭で触れない商品が多いので、数字で当たりを付けるしかありません。
耳から出る厚み、連続再生の時間、そして本体の重さ。この3つで痛みの出方はほぼ決まります。
厚みは5mm前後まで、重さは片耳5g以下が横向きで寝るときの目安になります。
連続再生は8時間を切ると、寝落ちしたときに朝を待たずに音が消えます。
- 耳から出る厚みは5mm前後まで。商品ページの側面写真で確かめる
- 片耳の重さは5g以下。数字が書いていない商品は避けたほうが早い
- 連続再生は8時間以上。寝落ち前提ならこの線は譲らない
- タッチ操作を切れるかどうかも見ておく。寝返りの誤作動が減る
実物の大きさは映像で見たほうが早いので、AnkerのSleepシリーズを両方使っている人の動画を置いておきます。
耳の穴の大きさは人によってかなり違うので、イヤーピースの替えが何サイズ入っているかも見ておいてください。
夜以外にも出番があります
寝ホンは寝るためだけの道具に見えて、昼にも使いどころがあります。
新幹線や飛行機で仮眠を取るとき、首を窓側に倒しても耳が痛くなりません。
歯医者の待合や図書館など、音を小さく流しておきたい場面でも薄さが効きます。
音量にも気を付けたいところです。眠っている間はずっと同じ音が耳に入り続けます。
寝る前に自分で小さいと感じるくらいまで下げておくと、朝の耳の疲れが変わります。
一緒に買っておくと夜がラクになるもの
本体だけ買っても、朝に充電を忘れて次の夜に困ることが多いです。
枕元に置ける小さい充電スタンドを1つ用意しておくと、寝る前に置くだけで済みます。
イヤーピースの替えも先に買っておくと、サイズが合わなかったときにすぐ試せます。
スマートフォン側では、一定時間で音を止めるスリープタイマーのアプリを入れておくと電池が減りません。
耳栓ほど遮らず、音楽プレイヤーほど大きくない道具なので、合う人にはかなり生活が変わります。
溝口ゆういち音まわりの製品を得意とする筆者。今回は家電量販店の売り場担当者に取材し、返品で持ち込まれる理由の傾向まで確認しました。自分の耳で朝まで試したのは3台で、残りは店頭での確認と口コミのリサーチをもとに比べています。


