豆を入れてボタンを押すだけで、朝の台所がコーヒーの匂いになります。
ミルが中に入った7台を、豆の挽き方と洗い物の量で並べました。
この記事で紹介する全自動コーヒーメーカー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | パナソニック NC-A58-K | ![]() |
ミルまで自動で洗える | Amazon楽天 |
| 2位 | シロカ カフェばこPRO SC-C281 | ![]() |
コーン式で粒が揃う | Amazon楽天 |
| 3位 | ツインバード CM-D457B | ![]() |
臼式でハンドドリップ寄り | Amazon楽天 |
| 4位 | メリタ アロマフレッシュ AFT1022-1B | ![]() |
10杯分をまとめて | Amazon楽天 |
| 5位 | Toffy K-CM9 | ![]() |
見た目で選んでも困らない | Amazon楽天 |
| 6位 | 象印マホービン EC-RT40-BA | ![]() |
ステンレスで冷めにくい | Amazon楽天 |
| 7位 | シロカ SC-C112 | ![]() |
置き場所が狭くても入る | Amazon楽天 |
粉から淹れるのと、豆から挽くので何が変わるのか
コーヒーの香りは、豆を割った瞬間からいちばん強く出て、そこから抜けていきます。
挽いた粉を買うと、家に着いた時点でその一番おいしい時間がもう過ぎているわけです。
全自動の機械は豆を入れたその場で挽いてくれるので、香りが立っている状態のまま湯が落ちます。
朝にキッチンへ行くと部屋が甘い匂いになっているのは、粉から淹れていた頃には無かった変化でした。
- ミルの形は3種類あり、プロペラ式は安い代わりに粒が揃わない
- 臼式とコーン式は粒が揃うぶん、雑味が出にくい
- 1杯150mlが目安。1人でも2杯飲むなら300ml以上あると足りる
- サーバーがステンレスだと、30分後でもぬるくならない
機械が大きくなりがちなのは、中にミルと給水タンクの両方が入っているからです。
置き場所の幅と、上に棚があるなら高さも先に測っておいてください。

正直、味の差より「毎朝ボタンを押すだけで済む」ことのほうが生活は変わりました
7台のミルの形と、朝の音を並べた比較表
仕様表に出てこない項目として、朝6時に動かしても家族が起きないかと、毎回洗うパーツの少なさを入れました。
| 商品名 | 容量 | ミルの形 | 朝の静かさ | 洗い物の少なさ |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック NC-A58-K | 545ml | プロペラ式 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| シロカ SC-C281 | 830ml | コーン式 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ツインバード CM-D457B | 450ml | 臼式 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| メリタ AFT1022-1B | 1250ml | コーン式 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Toffy K-CM9 | 650ml | コーン式 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 象印 EC-RT40-BA | 540ml | 挽き分けフィルター | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| シロカ SC-C112 | 580ml | コーン式 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
静かさの星は、寝室と台所がふすま1枚で隣り合っている家で、朝6時に回して家族が起きたかどうかで付けています。
洗い物の星は、1杯淹れたあとに毎回シンクへ持っていくパーツの数で見ました。
ここが3つ以上あると、2週間もすると使う回数そのものが減っていきます。
豆から淹れる全自動コーヒーメーカー おすすめ7選!ミルの形で並べました
自分の家で使ったことがあるのは3台です。
残りは家電量販店の担当者への取材と、口コミに何度も出てくる指摘をもとに順位を付けました。
第1位:パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き NC-A58-K

うちの台所で毎朝動いているのがこれです。
水を沸かしてから活性炭フィルターに通すので、水道水のカルキ臭が抜けます。
豆挽きから抽出、そのあとのミル洗浄までを機械が続けてやってくれます。
淹れ終わったあとにシンクへ持っていくのはガラスサーバーだけで、ミルの掃除が要りません。
これが毎日続けられるかどうかを分ける部分で、他社から乗り換えた理由もここでした。
545mlで、マグカップなら2杯半といったところです。
淹れ分けはリッチとマイルドの2種類で、深煎りの豆はマイルド側のほうが飲みやすくなります。
ただ、ミルはプロペラ式なので粒の大きさは揃いません。
音も豆を挽く十数秒だけ大きめで、寝室が隣なら扉を閉めたほうがいいです。
パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き NC-A58-K
ミルの掃除まで機械がやる
第2位:シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C281

コーン式のミルが入っていて、粒の大きさが揃うので雑味が出にくい機種です。
830mlで最大6杯まで一度に淹れられます。
豆と水を量る作業が要らないので、寝ぼけたまま操作しても失敗しません。
前の晩に豆と水を入れておくと、予約した時間に淹れ終わっている使い方ができます。
デカフェ豆専用のコースがあり、夜に飲みたい人からの評価が高い部分でした。
家電量販店の担当者に聞くと、カフェばこは静かさを理由に選ぶ人が多いそうです。
コーン式は構造上どうしても本体が大きくなり、置き場所の幅を取ります。
価格も2万円台の後半で、はじめての1台としては少し高めです。
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C281
予約しておけば起きた時に完成
第3位:ツインバード 全自動コーヒーメーカー ミル付き CM-D457B

以前これを使っていて、いまは実家に置いてあります。
低速で回る臼式のミルとシャワー状の湯で、人が手で淹れたときの味に寄せてある1台です。
湯の温度を83度と90度から選べて、浅煎りの豆は高いほう、深煎りは低いほうで淹れると角が取れます。
3杯分で450mlと少なめですが、そのぶん1杯あたりの濃さが安定していました。
抽出に12分ほどかかるので、朝の支度を始める前にボタンを押しておく順番になります。
待ち時間が長いのは正直めんどうです。
ただ、休みの日にゆっくり飲むならこの機械がいちばん好きでした。
ツインバード 全自動コーヒーメーカー ミル付き CM-D457B
手で淹れた味に近づけた臼式
第4位:メリタ 全自動コーヒーメーカー アロマフレッシュ AFT1022-1B 10杯用

1250mlのステンレスポットに10杯分をためておけるので、来客の多い家で強い1台です。
コーン式のミルで挽き目を調整でき、粉の量も別に変えられます。
同じ豆でも、粉を多めにして挽き目を細かくすると、はっきり濃い味になります。
ステンレスなので、朝に淹れたコーヒーが昼まで飲める温度で残っているという口コミが目立ちました。
ヒーターで温め続けないため、煮詰まって苦くならないのもここが理由です。
自動洗浄の機能はないので、ミルまわりは自分で外して洗う必要があります。
10杯用は本体も大きく、幅の狭い台所だと置き場所に困るかもしれません。
メリタ 全自動コーヒーメーカー アロマフレッシュ AFT1022-1B 10杯用
10杯分が昼まで熱いまま
第5位:Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9

見た目で買って、そのまま2年使っている1台です。
くすんだ色の丸い本体で、台所に出しっぱなしにしても生活感が出ません。
中身はちゃんとコーン式で、抽出の温度を3段階から選べます。
豆でも粉でも淹れられるので、豆を切らした日にスーパーの粉で回せるのが助かりました。
クリーニングのモードが3つあり、月に一度これを回しておくと内部が詰まりません。
超超超!!かわいいので、キッチンの写真を撮る人には刺さると思います。
正直なところ、温度を3段階に変えても味の差が自分にはよくわかりませんでした。
そこは期待しすぎないほうがいいです。
Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9
出しっぱなしにできる見た目
第6位:象印マホービン コーヒーメーカー 全自動 珈琲通 EC-RT40-BA

まほうびん構造のステンレスサーバーで、ヒーターを切っても長く温かいままです。
540mlでコーヒーカップ4杯分といったところになります。
挽き分けのフィルターが2枚あり、細挽きと粗挽きを豆によって使い分けられます。
濃さはストロングとレギュラーの2段階から選ぶ形です。
抽出のお湯でミルの中に残った粉を流していく構造なので、掃除の負担が軽いという声が多く見られました。
サーバーが金属なので、残りがどれくらいあるか外から見えません。
注いでみたら空だった、という口コミもいくつか見かけました。
象印マホービン コーヒーメーカー 全自動 珈琲通 EC-RT40-BA
まほうびん構造で冷めにくい
第7位:シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C112

コーン式のミルが入りながら、本体の幅を絞ってあるので置き場所を選びません。
豆でも粉でも淹れられて、家に粉が残っている人でも買った日から使えます。
580mlほどなので、1人か2人暮らしの家庭にちょうど収まる量です。
シロカの中では価格が抑えめで、コーン式を試したい人の入口として名前が挙がる機種でした。
販売店では、置き場所の幅が30cm取れない家庭にこれを勧めることが多いと聞いています。
本体が小さいぶん、給水タンクの容量も少なめです。
来客が続く日は途中で水を足すことになるので、そこは割り切りが要ります。
狭い台所でも置けるコーン式

置き場所の幅を先に測ってから機種を絞ると、候補は3つくらいまで一気に減りますよ
届いた日にやっておくと、味が変わらなくなること
箱から出してすぐ豆を入れたくなりますが、先に空焚きの洗浄を1回やってください。
工場から出たままの内部には金属や樹脂の匂いが残っていて、最初の1杯にそれが移ります。
水だけを入れて抽出のボタンを押し、出てきたお湯は捨てる。これだけです。
豆の保管も味を左右します。冷蔵庫に入れる人は多いのですが、出し入れのたびに結露して豆が湿ります。
密閉できる容器に入れて、常温の暗い場所に置くほうが2週間はもちます。
- 最初は水だけで1回洗浄してから豆を入れる
- 豆は密閉容器に入れて常温の暗い場所へ
- 買う量は2週間で飲みきれる200gから300gまで
- 月に1回はクエン酸で内部の水垢を落とす
実際の動きは映像で見たほうが早いので、パナソニックの機種を使っている人の動画を置いておきます。
水垢は放っておくと湯の通り道が細くなり、抽出に倍の時間がかかるようになります。
薄くなったと感じたら、豆より先に内部を疑ってください。
豆と一緒に買っておくと家で困らないもの
機械だけ届いても、豆の入れ物が無いと袋のクリップ止めで済ませることになります。
クエン酸は薬局で200円ほどです。掃除用と食品用がありますが、機械に入れるなら食品用を選んでください。
豆は近所の焙煎店で200g買うところから始めると、店の人に好みを伝えて次の豆を選んでもらえます。
スーパーの豆より数百円高いくらいで、香りの差は誰でもわかるレベルで出ます。
溝口ゆういち台所まわりの家電を得意とする筆者。今回はメーカー3社の相談窓口に取材し、ミルの形ごとに掃除する範囲がどう変わるかを確認しました。自分の家で使ったのは3台で、残りは家電量販店でのリサーチと口コミをもとに比べています。


